Need for speed Underground」というレースゲームを購入する。
今のメインマシンを組んだ時、マシンパワーを体験できる良いゲームはないものかと探して見つけたのがこのゲームのPC版プレイアブルデモだった。夜景のネオンが流れていくスピード感にしびれ、ドラッグレースモードを夢中になってプレイした。
今回購入したのはゲームキューブ版だ。以前店頭デモでPS2版を見たことがあったが、PC版と比べるとひどいグラフィックだった。GC版ならばマシンパワーも違うし、かなり期待できるだろうと踏んで購入したわけだが、正解だったようだ。

このゲーム、速く走ることはもちろん必要だが、それとともにスタイリッシュな車に乗ることも求められる。レース毎に獲得するポイントで、チューンアップパーツだけでなくドレスアップパーツも購入できるようになる。これを適宜自分の愛車に取り付けていき、ギンギンにカストマイズすることがランクアップの条件となっているらしい。
どういう条件で発生するのかわからないが、レースを進めていくと雑誌の表紙に愛車が掲載されたりする。

エレクトロニックアーツ社のゲームということで、恐らくは海外で開発され、日本向けにとりあえず翻訳しただけのゲームだろう。難度は非常に高いし説明も不親切だ。
走るのは公道なので、車は曲がらないし止まらない。対向車は当然走っているし、接触すると派手に吹っ飛ぶ。というか、カメラアングルが自動で切り替わり、愛車が宙に舞う姿をスローモーションで見せてくれるサービスっぷりだ。

なんだかこうして書いているとトンデモ系のゲームに見えてしまうが、こうした馬鹿っぽいデコレーションのお陰でクラッシュしても不思議と腹が立たず、猿のように何度も同じレースに挑戦してしまう。きっとなにかがウェブマスターのツボにヒットしたのだろう。
実態はどうだか知らないが、米国の暴走族ってこういう感じなのかな、と半笑いで毎晩爆走している。