とてもショッキングなことに、この数ヶ月PHS料金を損していたようだ。
友人とのメールのやり取りが急に頻度を増したため、慌てて申し込んだ「メール放題オプション」が、どうやら現行の料金システムでは完全無料にはならないらしい。
「放題」という言葉から単純に、月々定額を支払えば良いと勘違いしていたわけだ。
ウェブマスターは現在、SANYOのJ700を使いスーパーパックSという料金プランで契約しているが、そもそもこのJ700という機種自体がメール放題に対応していない。正確に言うと、メール放題を定額で使用するためにはパケット通信に対応した端末が必要ということらしい。
では月々500円のオプション料金をどぶに捨てていたかといえばそうではない。パケット通信否対応の端末では、一回の送受信で10円かかる所が5円に割引になるとの事。つまり月に100回の送受信を行えばペイするラインだ。ではそれだけの送受信をするか、といわれればちと微妙なところだが、先月の記録を数えてみると受信だけで50通くらいだったので、まあ得している月もあるのだろう。
DDIポケットの料金体系は極端にわかりにくいことで有名だが、これは端末ごとに微妙に仕様が異なる上に、古いサービスを継続して後付でサービスを増やしていった結果だ。ウェブマスターは単に料金表の詳細を見逃していたに過ぎない。

さて、このままでは業腹なのでなんとか改善策を講じたいところだが、パケット対応の端末でウェブマスターが欲しいものはひとつもない。ひとつも、といっても現状で容易に入手できる機種は2機種のみ。カメラ付きのSANYOの端末か、日本無線のAirH"Phoneだけだ。
カメラ付き端末はカメラ機能にコストを奪われてしまったらしく、画面が非常に小さい。メール主体の使い方なのに画面を小さくすることは出来ないので、必然的に機種変するならAirH"Phoneになる。

そんな事を考えながらふと携帯電話各社の料金体系も調べてみた。
すると、ボーダフォンならば現在のウェブマスターの支払額とほぼ同額で、同じような使い方が出来ることがわかる。料金面でのメリットがなければ、PHSにしがみついている意味はまるでないではないか。端末も一向に新機種が出る気配はないし、そろそろPHSに見切りをつけてもいいのかもしれない、と思ってしまった。
思ってしまったら止まらない。最後のお遊びとして、AirH"Phoneを試してみることにする。何ヶ月か遊んでみて、使い物にならないようであれば一気に解約&ボーダフォンに乗り換えるだけのことだ。とりあえず携帯屋に飛び込んで、注文だけしてきた。在庫がないようで、実際に機種変更できるのは来週になるとの事。ついでに「つなぎ放題コース」へのコース変更も申し込むつもりだ。