喉が痛い。
どうやら誰かに風邪をもらったようだ。
週末は出かける予定があるのでこじらせたくはない。仕事ならば堂々と休めるチャンスなので寝込んでも苦痛ではないのだが。

久しぶりに仮面ライダークウガを見直している。当時は色々と新しすぎて抵抗感のあったシーンや設定も、今ではすんなり見られる。例えばクウガが改造人間ではない、という設定自体が当時のウェブマスターは駄目だった。悪い意味で今までのセオリーにとらわれた見方をしていたのだろうが、主人公の孤独さが画面に出てこないようではライダーではない、と思っていた。あの最終回を見るまでは。
そして当時はさほどそうとは思わなかったが、戦いのシーンに非常に重点を置いた作品だな、と思わされる。バイクアクションなど実に素晴らしく、見ごたえがある。ジャックナイフアクションをキメながら、浮いた後輪で怪人を蹴る、など子供番組とは思えないアクションだろう。かといってドラマが手抜きなどと言うつもりはなく、一般のドラマよりはるかに質の高い演出と脚本に支えられた出演者が、大人向けの芝居をしているのだから恐れ入る。
まあ技術的に限界だったのか、CGを使用するシーンは非常に稚拙なのがとても惜しいが、非の打ち所と言えばそのくらいだろう。そして残念ながらライダーシリーズのCGはいまいち進歩しているとは言いがたい(現実には大変な努力をしているのだろうが、画面には進歩が現れてこない)。
とりあえず一日に一話〜二話程度を継続して見ている訳だが、今夜はまとめて見られそうで、とても楽しみだ。