仕事でちょっとした打合せを行なったとき、メーカーのSE氏がCLIEのTJ25を持っているのに気が付いた。
ちょっとうらやましいな、と思うと同時にこの人は一体いくつPDAを持っているのだろう、と聞いてみたくなった。このSE氏、初めて会った当初はCLIEのTシリーズを持っていたように思う。当時ウェブマスターはWorkPad50Jを使用していたため、ハイレゾカラー液晶がうらやましかった。
次に気が付くと、初代Linuxザウルスでスケジュールを確認していた。根本的にPalmOS以外に興味がなかったウェブマスターは、ちょっとだけ触ってみたいなとは思ったが、別にうらやましくはなかった。
数ヶ月前に会ったときは横型画面のLinuxザウルスを手にしていた。あ、PalmOSは完全に捨ててしまったのだな、とちょっと寂しくなった。
そして今回はTJ25だ。確かにこのSE氏はうちの会社とはまるで賃金レベルの違う会社に勤めているし、そもそもかなり年上の方だ。
しかし、仮にウェブマスターが充分に金銭的余裕があったとしても、こうクルクルとPDAを乗り換える訳にはいかないだろう。データの移行が大変だし、ハードウェアに習熟する暇もない。どんなに期間を縮めても、半年に一度も買い換えられないに違いない。
それに、毎日持ち歩いて自分の能力を補ってくれるものだ、それなりに愛着もわくし、体になじんでくる。少なくとも、愛用中のT600Cはウェブマスターの身体の一部になってしまっているかもしれない。
・・・なんて負け惜しみのようななので、ちょっと自虐的だ。

そうそう、件のSE氏に一度聞いてみたいのだが、それだけ頻繁に乗り換えるのに、どうしてPocketPCマシンは買わないのだろう?