8月1日6時10分

スピたん
朝起きたときお姉ちゃんが「スピたんが起こしに来ない」って泣いてたよ。目覚まし鳴ってもおじさん達が起きて来ないと、スピたん寝室まで来て起こしてくれていたもんね。スピたんに何度も起こしてもらったね。



火葬だけ頼むつもりだったのに、お経まであげてもらっちゃってビックリだったね。
「スピーちゃんですか?」って間違われる事が多かった名前、お坊さんはちゃんと呼んでくれたね。「愛猫」なんて、ちょっと気恥ずかしい感じだね。


数珠なんか付けてもらっちゃって、守り刀も添えてもらって。


スピたんの箱を閉じた時、「もうお別れはよろしいですか?」って聞かれた時、なんかすごくドキッとした。


スピたんのお骨はひとつひとつがちっちゃくて、とても小さな骨袋に収まって。


助手席に乗せて帰る途中、やっぱり涙が出てきちゃったよ。


スピたんの一番可愛い写真、プリントしたよ。携帯で撮った写真だからちょっと荒いけど、可愛いな。
居間のネコハウスに飾ったんだけど、ここでいいかな?


居間にゴロンと寝転がっても、誰もお腹に乗りに来ないよ。
風呂に入ろうとしてもトイレに行こうとしても、誰もついて来ないよ。


やっぱり寂しいな。