メイリオフォントはきれいだなあ

MicroSoftTechEd2007に参加したところすっかり鼻息が荒くなってしまい、WindowsVistaを導入。


この際だから、あちこち調子の良くなかったPentium4マシンの中身をすっぱりと交換することにし、約1時間で秋葉原ダッシュして回る。


一応書いておくと、組み換え前のマシン構成は
CPU:Pentium4 2.4C(Prescottにはどうしても乗り換える気がしなくて、ずるずるとNorthwoodで頑張っていたのよ)
メインボード:ECS Photon PF1(キラキラとチップセットクーラーの光る、謎なMB。機能はてんこ盛りで、結構遊べるボードではあった)
メモリ:2GB(512MB×4 全部hynixチップだった。こいつを買った頃はまだOVER TOP2があったんだよなあ・・・名店だったのに)
HDD:160GB+160GB+250GB(160GB二つはATA133のSEAGATE製、250GBはSATAMAXTOR)
GPU:XIAiS8-DVH256(画質"だけ"はすばらしいDeltaChrome S8!ていうかVRAM256MBだったのか、こいつは・・・)
電源:音無しぃ450W

難点:どうも電源の品質に難があったらしく、引っ越してからこの方、まともにシャットダウンしたためしがなかった。あと有名な話だが、DeltaChromeのドライバの作りがタコで、動画再生中にWindowsが固まる事多数。


メインボードはASUSのA8V。4000円を切る投売り価格だったので、こいつを中心に「一応Athron64X2マシン」を作ることにする。今のマシンにはDDRメモリが無駄に2GBも積んであるので、メモリくらいは流用しようかなあ、という感じで。
CPUはAthron64X2の3800+。Socket939ってもう終わってるっぽいけど、デュアルコアだし、安いし。


HDDは少し迷ったけど、今のマシンに最後に増設したMAXTORのSATA250GBにシステムを入れ、データ用にHGSTのSATA2 500GBを購入。(これがあとで面倒くさいことに)


CPUクーラーって、ちょっと見ないうちに冗談みたいな大きさになっているので笑える。(引越しのときにK6用のクーラーが出てきて『昔はこんなに小さかったんだよなあ』としんみりしてしまった)
今回はバルクのCPUだったので「鎌クロス」っていうクーラーを買ってきたんだが、嫁さんにも「こんなに大きいの、どこに入るの?」と笑われた。こんな形状のクーラーは、ちょっと前までは一部の好事家用に販売されていて、とても高価だった記憶があるんだけど、今回行ったショップではこいつが一番安かったんだから、なんだかなあ。


GPUは以前から自宅に転がっていた、ELSAのGeForceFX5700を。
型落ちだし、ELSAでもVistaでの快適動作を保証してないGPUだが、このまま朽ち果てさせるのももったいないし、GPUまで買う予算はないし。


いざ作業開始、の前に、買ってきたパーツの評判などをあちこちで調べていると、メインボードのVT8237チップとHGSTのHDDが相性良くないらしい。
HGSTのHDDはデフォルトでSATA2動作するようになってるのだが、VT8237ではSATA2動作するHDDを認識しない、というもの。ていうかVIAのせいですか、これは。
HGSTのHDDにはジャンパの類がついていないので、一度「ちゃんと認識するマシン」に接続してやって、featuretoolで転送速度を3Gから1.5Gに落としてやる必要がある・・・って、初めて自作する人には不可能だね、これは。
幸いにもPentium4マシンで無事に認識してくれたのでなんとか作業できたけど、先にばらしてたら迷宮入りしていたな、こりゃ。


vistaの導入に困ったことはなし。
インストール中に完全に画面がブラックアウトしたまま5分くらい固まってしまったのにはびびった(numlockすらoffonできないんだ)けど、まあ、そつなく。


いざ組み上がってみると、スリープからの復帰にやや挙動不審な点があるけど、パフォーマンスは体感的には過不足なし。エクスペリエンスインデックスは、以下のような状況。

プロセッサ:4.8
メモリ:4.6
グラフィックス:3.5
ゲーム用グラフィックス:3.1
プライマリハードディスク:5.2
HDDだけは無駄に積み、CPUとメモリはそつなくクリア、という感じだろうか。
GPUについては若干スコア的に寂しいが、Aeroを有効にして通常使用するにはギリギリでゲームをやるにはちょっと厳しい感じ?
まあこんなものでしょ。


さて、バックアップしていたのはブックマークとメールくらいなので、あとはゆっくり再構築しますか。