プテラノドンは恐竜じゃないです。

平日に休みが取れたため、上野の国立科学博物館に行く。
恐竜博2005が開催されており、前から見たいと思っていたティラノサウルスの「スー」を見ることが出来た。世界最大というティラノサウルス骨格標本を見られただけでも充分すぎるほど目的は達成できたのだが、今回の展示のテーマは「鳥は恐竜の子孫」ということらしい。

1970年代の恐竜ブームの頃、恐らく日本中のガキどもが恐竜博士になっただろうし、自分もその一人だが、すでにあの頃の知識はまるで役に立たないようだ。
なんせウェブマスターが餓鬼だった頃って、まだ「恐竜って恒温動物だったかもしれないよ」程度の認識だったのだから。

恐竜と言われて、ゴジラのように直立し尻尾を地面に垂らした姿を思い浮かべる人はもはやいないだろうが、羽毛が生えた恐竜を思い浮かべる人はどれだけいるのだろうか。今回の展示を見て、毛の生えた恐竜の姿が学術的にはメインストリームである事を知り、目からうろこがボロボロと落ちてしまった。

とりあえず「元恐竜博士」としては勉強しなおさなければいけないことが多すぎる。ちょっと高かったが公式パンフレットを買ったので、熟読しなければ。