そうか、ネクサスは打ち切りなのか

最近やけに展開が早いな、と思っていたらウルトラマンネクサスは打ち切りらしい。
ていうか2ヶ月も前から後番組の宣伝をするなんておかしいと思った。そんなに人気ないのか。

どこがどう失敗したかよくわからないが、まあ大人向けの方が批判も受けやすいんだろうなと思うし、大人が批判しやすいストーリーではあったとも思う。

でもやっぱり個人的にネクサスで評価したいのは、ナイトレイダー(人間側)の武器が普通に怪獣に通用したこと。今までのウルトラマンって、人間たちの武器はまるで通用しなかった。初代ウルトラマンの最終回は抜きにして。

ウルトラマンガイアの主題歌じゃないけど「ギリギリまでがんばって」どうしようもないときにウルトラマンに出てきてほしい。なのに、端から人間側には打つ手がなくて、馬鹿の一つ覚えみたいに「奴には全く効いていません!」とか言ったりして、お前らの武器なんて一度も怪獣やっつけたことないじゃんよ、というのがネクサス以前のウルトラマンだった。
人間の科学が通用しない世界、というのはオカルトにすぎなく、少なくとも「空想科学特撮」では科学が勝利しなくてはいけない。
そういう意味では初代ウルトラマンにおいて、ゼットンに対して科学特捜隊の武器が通用するという最終回が「人類科学の無限の可能性」を示す最高のラストであったと思う。


後番組のウルトラマンマックスは、原点回帰で「強いウルトラマン」を描くらしいけど、そしたらやっぱり「弱い人間」も描くことになるんだろうか。

# 追記
# いやまあ、オジサン的にはヒロインの女性隊員とアンドロイドが無茶苦茶可愛くてちょっと
# 別の意味でやばいですけどね。