そういえば気がつくとゴールデンウィークが目前だ。予定をなにも計画していないため、とりあえず彼女の家に長期滞在しようかと考えている。まとまった日数を使えるため、とうに耐久限度を超えているだろう彼女のPCをリニューアルしてやろうという腹積もりだ。

動画もゲームもやらない彼女にはとにかく安価で拡張性高く、安定しているマシンが望ましい。従って、枯れた規格で端子の多いメインボードに合わせて一式揃えるのが良いだろう。そう考えながら週末お買い得情報を調べていると、IEEE1394までサポートしているSocketAのメインボードが6000円という特売を発見した。チップセットはKT600、メーカーはGIGABYTEということで、申し分ない。
限定5個ということで朝一から勇んで行ったのだが、並ばずにあっさりと購入できた。あとはこれに合わせたパーツを用意するだけだ。

CPUはAthronXP2500+のバルク。リテールとバルクで価格差がほとんど感じられなくなっているが、リテールのクーラーは初めから使う気がないので、やはりバルクが良い。なにしろ今回は価格性能比を追及してるわけだから、1000円の差を重要と考える。

VGAはLeadtekのA340TD。GeForceFX5200が大したパフォーマンスではないことはわかっているが、ゲームをやらなければどうという事はないだろう。個人的には初めてのnVIDIAVGAでもある。

メモリはとにかく高騰中だ。一時期の1.5倍くらいになっているかもしれない。
こういう時に大容量を積んでも仕方ないし、そもそもKT600ならデュアルチャネルなどを意識する必要もない。エルピーダ純正の512MBを1枚だけ購入する。

光学ドライブNECの8倍速DVDドライブを選んだ。DVD-RAM以外の読み書きに対応している製品なので、機能的に過不足はないだろう。

ケースは現在ウェブマスターが使用しているものと同じ製品を選んだ。価格が安い上に拡張性やエアフローも申し分ない、言うことのない逸品だ。ウェブマスターはファンや電源を交換しているが、今回は見送る。価格を追求するのに、わざわざ付いてくるパーツを交換することはない。


HDDは自宅に余っているので、使いまわすことにした。価格がどうこうという前に、これ以上荷物を増やしたくないという思いが強かった。

とりあえずざっくりと計算してみると、50000円くらい使っている。
メインボード7000円、CPU8000円、VGA6000円、メモリ11000円、ケース7500円、光学ドライブ10000円といったところだ。仮にHDDを購入していたとしても、自宅のメインマシンに比べれば半額以下の値段だ。
これでどれほどのパフォーマンスを発揮してくれるのだろうか。