だいぶ待たされたが、とりあえずAirH"Phoneへの機種変は完了した。
あまり対応の良くないショップで、連絡すると約束していたのに連絡して来なかったり、本人確認を一切しないで商品を渡したりと、少し微妙な気分にさせられた。(実は今でも引き換え用の伝票がウェブマスターの手元にある。もう一度ショップに行ってごねたらどうなるだろうか?引き換え伝票があるということは商品を受け取っていない証拠になってしまうはずなのだが。)

このJ3002Vという機種、発売当初はあちらこちらで「つながらない」「フリーズする」などの不具合が叫ばれていたが、最近のロットではかなり改善されているらしい。最新ロットであるかの見分け方は「箱に緑と黄色の丸いシールが1枚ずつ貼られている」「アンテナの突き出し部分の長さが19mm」「USB端子カバーの材質が硬い」などがあるようだが、いずれもウェブマスターの端末は満たしていたのでどうやら最新ロットのようだ。

約1年前に発売されたものとはいえ、新しい機種は楽しい。またメーカーが変わったのでいまいちボタン操作に慣れないが、時間が解決するだろう。

せっかくなので、すぐにプロバイダのアカウントを登録してみる。Web巡回用のプロバイダのアカウントは、(プロバイダ側で対応していれば)自宅で使用しているアカウントがそのまま使用できるらしい。ウェブマスターの契約プロバイダもAirH"用のアクセスポイントを持っているようなので、それを使うことにする。デフォルトで設定されている、DDIポケットが用意したアクセスポイントでWeb閲覧をすると接続料が別途発生するようだ。
ここからがちょっと面倒くさいところで、自宅で契約しているプロバイダを常用するように設定していると、H"を契約した時にもらった〜pdx.ne.jpのアドレスに対するメールを自動受信できなくなるらしい。
Web巡回をする際は接続方法を自宅プロバイダに切り替え、巡回し終わったら元に戻す。どうも使い勝手が悪いような気がするが、良く考えるとそんなにがっかりする仕様でもなく、元々PC用のメーラーはそういう仕様だ。音声通話も出来る簡易ネット端末なのだ、と自分を納得させるしかないだろう。
とはいえこういう仕様ならば、接続先の切り替えは頻繁に実施するはずだから、もっと簡便な操作で切り替えられる様なインターフェースを用意して欲しかったと思う。

液晶の品質はあまり良くない。これまで、H"の中でも特に液晶の綺麗なJ700を使用していただけに体感的な落差が激しい。美麗な画像を楽しむような使い方は絶対に出来ないし、タレントやアイドルなどの人物写真を壁紙にすることも困難だ。コストとの兼ね合いもあるのだろうが、ブラウジングを主体とする使い方にとって、視覚効果は非常に大きなウェイトを占めるので、何とかして欲しかったところだ。

そういえば、初回生産分のみ限定のはずのUSB接続ケーブルがなぜか同梱されていたため、すっかり寝床PCと化しているVAIO Uを外に持ち出してネットできる環境になってしまった。あればあったで色々実験できるので、機会があったら試してみることにしよう。