先日購入したSmartVisionHG2/Rのせいで、テレビ漬けの日々になる。
例えば、布団に入っていると隣室からかすかにファンの音が聞こえ始める。どうやら今夜も何かを録画しているらしい。朝起きるとまずPCを起動して、録画番組を確認する習慣がついてしまった。どうやら「銀河鉄道物語」を録画したらしい。朝飯を食いながら、なんとなく眺めていると、出かける時間になってしまう。
こうして「おまかせ録画」に寄りかかった生活をしていると、自分が見ている番組が何曜日の何時からどのチャンネルで放映されてるのかがわからなくなる。いや、録画情報の中に確かに記録されているのだが、まったく意識していない。件の「銀河鉄道物語」など、一体何時ごろ放映している番組なのだろう?

また、個人的には番組検索機能がとても楽しい。ジャンルやキーワードの指定を変えながら1週間の番組表をウロウロとさまよい歩くのが、帰宅後の主な楽しみとなっている。
HDD録画とはこんなに気軽なものなのかと思い知らされ、これはダイアルアップから常時接続に変わったようなものだな、と(ちょっと過剰評価かもしれないが)思っている。
振り返ってみると、ビデオテープというシーケンシャルに記録する媒体は、なんと管理にパワーを必要とするものだろう、と思う。A、B、C、D、E、F・・・とひとつのテープに多くの番組が録画されている時の、Bを選択的に見ることに費やすパワーとストレスは、もう考えたくない。これではHDDビデオレコーダーが売れるわけだ。

160GBのHDDが尽きるのもそう遠い話ではないだろうから、そろそろDVDに保存する手法を学習しておいた方が良いかもしれない。