ここ数日多忙を極めている。先日は30時間会社に缶詰になってしまった。昼ごろ開放されたときには翌日の休みをどうエンジョイしようかということで頭が一杯だった。

徹夜明けでフラフラしながらホビーショップに立ち寄り、あまり深く考えずにゾイドを購入してしまう。ゾイドといってもトミーから販売されているものではなく、ガレージキットメーカーのウェーブから出ているパンツァーティーアと呼ばれるシリーズだ。
これは、その昔本家のトミーから、1/24スケールのゾイドとしてリリースされていたものの復刻版で、当時子供心に激しく物欲を掻き立てられた記憶がある。
復刻にあたりシリーズ名が変わり、スケール表記も1/20に改められたようだが、理由はまったくわからない。

根気も時間も作業場所もないため、きっちり継ぎ目を消してきれいに塗装まで施すような模型作りのスタイルは、もはやウェブマスターには無理だ。そういう意味で、ある程度手抜きの出来る(と言ってしまうとファンには怒られそうだが)ゾイドという模型は、軽く楽しめそうな気がして購入してしまったわけだ。
ところが、購入したのがサソリ型ゾイドだったからだろうか、部品がやたらと多い。結局、両爪と左側の脚を4本組み上げたところで一日が終わってしまった。

仕方ないので左側だけ脚が揃った状態で電池を入れてみる。巧みなクランクの組み合わせで、器用に脚が動くさま(当然歩行はしない)を眺めながら、果たして一日しかない休みを満喫できたのだろうかと自問してしまった。