思い込みというものは恐ろしいもので、先日のミクロマンについての文章の中、編者あとがきで森藤氏の逝去を知ったようなことを書いた。しかし、昨日読み返してみると全くそのような記述は見当たらない。ウェブマスターが氏の逝去を知っていたはずはないため、恐らくはamazonで通信販売を頼んだ際に書評欄で知ったのだろう。

会社の後輩が何の脈絡もなく「CLIEってどうですか?」と聞いてきた。
どうやら購入を検討しているらしく、相談に乗る。どうやらTJ25のスタイリッシュさと安さに惹かれ、CLIEに興味を持ったらしい。
とはいえ、購入目的が判然とせず「インターネットはできるんですか?」「電子辞書の代わりになりますか?」と、微妙に調査不足も否めない。「ネットをやるならサブノートPCを買ったほうが100倍楽」「辞書ソフトはないわけではないが電子辞書には到底勝てない」と教えてやるが、購入意欲は衰えないようで、それならばと機種選びを手伝う。
まあ実際、しっかりと目的を持っているならその機能に特化した機械を購入すべきだし、結局のところPDAというものは実用的ではない。だからこそ機械好きにはたまらないし、自分で使いやすくしていく楽しみがPDAの大きな魅力のような気がする。
後輩はウィングスタイルのシリーズには全く興味がないようだ。少し前にSJ33もT50も価格改定されて安くなっている。したがって、現在最もお買い得なのはSJ33だといえる。電池の持ちも、多機能ぶりも、申し分ない。(仕事っぽくないデザインなのでウェブマスターとしては遠慮するが)
結局「電池の持ちならSJ33.スタイルならT50.価格ならTJ25。」という妥当だが無難なアドバイスをする。彼が何を選択するか、非常に楽しみだ。